青山剛昌、復帰後初の公の場「心配はゼロ」宣言
漫画家の青山剛昌が3日、都内で行われた映画『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』完成披露舞台あいさつにサプライズ登壇し、会場を沸かせた。この日は、上戸彩、博多大吉、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹、江戸川コナンの着ぐるみも来場した。
青山は、病気療養と充電を理由に「週刊少年サンデー」での「名探偵コナン」の連載を3か月ほど休載していたが、今月1日、11日発売の20号から連載を再開することを同誌公式サイトにて直筆メッセージで報告していた。
青山がコナンと手を繋いで登場すると、会場には復帰を待ち望んでいたファンの歓喜の声と盛大な拍手が響いた。その中で、青山は「こんにちは。見ての通り元気です。連載も再開しましたので、心配はゼロです」と本作タイトルに絡めて笑顔であいさつした。
その後、登壇者から一言ずつメッセージが送られ、ゲスト声優の上戸から「また感動を届けてください。待ってます」と声をかけられると、上戸の大ファンだという青山は「照れちゃいます」とはにかみながら「わかりました」と返答。一方、謎の男・安室透の声を担当している古谷は、青山がニット帽に黒ずくめのコーディネートで、人気キャラクターの一人、FBI捜査官の赤井秀一にそっくりなことから「赤井秀一……。安室より赤井の方が好きなんですか」と嫉妬しながらも「復帰おめでとうございます」と祝福。そして、復帰後の第1作が安室と赤井の対決だそうで、「楽しみにしています」と期待を寄せていた。
劇場版22作目となる本作では、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、探偵であるコナンと公安警察の真っ向衝突が繰り広げられる。(取材:錦怜那)
映画『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』は4月13日公開