天才バカボン、深夜アニメで復活!前作から18年ぶり
故・赤塚不二夫さんのギャグ漫画「天才バカボン」を基にした深夜アニメ「深夜!天才バカボン」が今年7月に放送されることが明らかになった。2017年に誕生50周年を迎えた傑作が、赤塚さんの没後10年にあたる今年、前回のテレビアニメ作品「レレレの天才バカボン」製作から18年の時を経て復活する。
赤塚さんの代表作ともいえる本作がテレビアニメ化されるのは今回が5回目。主人公となるパパの声は俳優の古田新太が務める。古田は「熱愛する赤塚先生の大傑作『天才バカボン』の大ヒーロー・パパをやらせていただく喜びとプレッシャー。『私のパパはそんなんじゃない!』という苦情は一切受け付けません」とコメントを発表している。
各キャラクターの声は、パパの息子でのんびり屋さんのバカボンを入野自由、美人なママを日高のり子、天才赤ちゃんのハジメを野中藍、レレレのおじさんを石田彰、町の警官・本官を森川智之、ウナギとイヌの奇跡の愛の結晶・ウナギイヌを櫻井孝宏が担当する。監督と脚本は映画『ぱいかじ南海作戦』『オケ老人!』などの細川徹。
今回のテレビアニメ放送決定を受け、ちばてつや、北見けんいち、あだち充、高橋留美子という錚々(そうそう)たる大御所マンガ家たちがトリビュートイラストを寄せている。
原作の「天才バカボン」はバカボン一家を中心としたホームコメディーで、ギャグ、実験的な表現方法などで一世を風靡した昭和を代表するマンガ作品。パパの「これでいいのだ!」はマンガ史に残る名フレーズ。(編集部・海江田宗)
テレビアニメ「深夜!天才バカボン」は7月より放送開始(放送局は未発表)