古谷徹「レジェンド」宣言!?高山みなみと息のあったトーク
声優の古谷徹が3日、都内で行われた『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』完成披露舞台あいさつに登壇し、自らを「レジェンド」と呼んで、会場を沸かせた。この日は、上戸彩、博多大吉、青山剛昌(原作者)、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、江戸川コナンの着ぐるみも来場した。
劇場版22作目となる本作では、東京サミットの会場を狙った大規模爆破事件を発端に、探偵であるコナンと公安警察の真っ向衝突が繰り広げられる。その中で古谷は、公安警察、黒ずくめの組織、公安警察のトリプルフェイスを持つ人気キャラクター・安室透役を担当。台本をもらった時に高山が「敵なの? と思った」そうで、古谷も「焦りました。人気が落ちてしまうのではないかと……」と素直な思いを吐露して、ファンを笑わせた。
そうは言っても、出来には大満足で、「クライマックス(のシーン)は大変でした」と言いつつ、「テストの時から(高山と)二人で完璧に息が合ってゾクゾクしました」と明かし、「(その意味は)すぐにわかると思いますので、観て確かめてください」とアピールした。
さらに、今回は「安室の大人の男のしたたかさと色気」をテーマに臨んだことも告白するが、「女じゃないから(男の色気が)わからず、非常に苦労した」そう。とはいえ、鈴木園子役の松井菜桜子からは「キュンキュンしました」と言われたそうで、「じゃあ、この芝居でいいんだと(松井の反応を)確認しながら(収録していた)」とも語っていた。
そんな中、大吉からアフレコ時に「どっちかがミスをしたらやり直すこともありますか?」と質問されると、「あまりミスがないんですよ」と高山が答える一方で、「レジェンドですから」と堂々と言い放つ古谷。ところが、時にはミスをすることもあるようで、高山は「そういう時は自分から(やり直したいと)主張せずに、監督からの『もう一回お願いします』という指示があったらいいなぁと願っています」と打ち明け、古谷に「ですよね?」と確認。しかし、“レジェンド古谷”は「僕は『録って』って言います」と断言して、会場の笑いをさらっていた。(取材・文:錦怜那)
映画『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』は4月13日公開