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Netflixのロシアンマフィア映画、『メッセンジャー』脚本家を起用

アレサンドロ・キャモン
アレサンドロ・キャモン - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 アカデミー賞脚本賞にノミネートされた『メッセンジャー』の脚本家や『ウォール・ストリート』のプロデューサーとして知られるアレサンドロ・キャモンが、Netflix製作の新作映画『Vor(原題)』の脚本を手掛けるとDeadlineが報じた。

【写真】『メッセンジャー』フォトギャラリー

 ロシア語で“泥棒”を意味するタイトルの本作は、ウクライナ(旧ソ連)出身の若手作家リマ・ローズの作品を基に映画化。Netflixは原稿の段階で映画化権を獲得し、現在出版準備が進められている。

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 政治の腐敗問題を抱える90年代ロシアを舞台に、刑務所で他受刑者との問題を繰り返しながらも、マフィアのトップの注目を得て裏社会でのし上がっていく若きギャングを描く。実際に90年代にロシアで過ごした作家が、当時のリアルな社会風潮を背景につづるフィクションだ。

 キャモンは現在、アンドリュー・ガーフィールド出演の『ブラック・ライオン(原題) / Black Lion』の脚本執筆に取り組んでいるとのこと。(鯨岡孝子)

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