朝倉あき、高畑勲監督は「心の奥で輝く星のような存在」
5日に肺がんのため亡くなった高畑勲監督のスタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』(2013)で主演声優を務めた女優の朝倉あきが、高畑監督の訃報を受けコメントを寄せた。
【写真】朝倉あきがヒロインの声優を務めた『かぐや姫の物語』場面写真
コメント全文は以下の通り
色々なお話を、またあの穏やかなお声で、沢山聞きたいと思っていたのに。悔しいです。いまはすごく寂しい気持ちでいっぱいです。 お会いしたときからずっと、私にとって心の奥で輝く星のような存在でした。思い悩んでも、いつかきっと、必ずあの光に辿り着くのだと、いつも勇気をいただいていました。
「かぐや姫の物語」での、モニターをじっと見る静かな眼差しが忘れられません。試写のときの柔らかな笑顔を思い出すと涙が出ます。どうかゆっくり休んでください。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
朝倉は、『かぐや姫の物語』で数百人のオーディションからヒロイン・かぐや姫の声優に抜擢された。(編集部・石井百合子)