MIYAVI、篠田麻里子ら参戦！新時代のアウトロー描く『ギャングース』

　高杉真宙、加藤諒、渡辺大知（黒猫チェルシー）がトリプル主演を務める映画『ギャングース』（2018年秋公開）の追加キャストが発表され、MIYAVI、金子ノブアキ、篠田麻里子らの出演が明らかになった。

【写真】衝撃！高杉真宙、加藤諒、渡辺大知の劇中ビジュアル『ギャングース』

　雑誌「モーニング」（講談社）に連載され、未成年の犯罪者への取材をもとに裏社会の実態をリアルに描いた“超実証主義漫画”として人気を集める同名コミックを実写映画化する本作。ルポライターの鈴木大介をストーリー共同制作に迎え、『SR サイタマノラッパー』シリーズや『日々ロック』などを手がけた入江悠監督がメガホンをとり、裏社会をポジティブに生き抜いていく主人公たちの姿を新時代のアウトローとして描きだす。青春期を少年院で過ごしたサイケ（高杉）、カズキ（加藤）、タケオ（渡辺）の3人は、生き抜くために犯罪集団だけを狙って窃盗を繰り返す「タタキ」稼業を始め、裏稼業・悪徳業種の収益金を狙う窃盗団を結成する。

　今回、サイケらの窃盗団と激突する、ヤクザ組織などに属さない“半グレ”系アウトローで構成される犯罪営利組織「六龍天」のトップ・安達を国際的にも活躍するギタリストのMIYAVI、詐欺組織の番頭として安達のもとで複数の店舗を統括する加藤をアーティストで俳優の金子、加藤の部下であり恋人のアゲハを、入江監督の『ビジランテ』にも出演した篠田がそれぞれ演じることが発表された。

　さらに、サイケたちが頼りにしている情報屋の高田に林遣都、サイケたちの味方になるキャバクラ嬢ユキに山本舞香、住む家のない少女ヒカリに伊東蒼、詐欺組織の用心棒的存在である海老名兄弟に斉藤祥太と斉藤慶太、そして詐欺店舗店長の班目に『ビジランテ』に続く入江作品出演となる般若、安達への復讐に燃える川合に勝矢がふんすることも明らかに。

　原作コミックにおいても、サイケたち窃盗団と半グレ組織の頂点である「六龍天」との激突はファンに強い印象を与えたが、映画では一部の登場人物の設定が再構築され、映画オリジナルのキャラクターも多数登場するという。（編集部・大内啓輔）