和田正人、年齢サバ読みの過去「死ぬほど怒られた」
俳優の和田正人が9日、都内で行われたドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」(日本テレビ系、14日スタート、毎週土曜夜10時~)制作発表会見に出席し、過去に年齢を詐称したエピソードを大胆告白した。この日は、菜々緒、佐藤勝利(Sexy Zone)、木村佳乃、白石聖、鶴見辰吾、船越英一郎、西田敏行も来場した。
本作は、菜々緒演じる冷酷非情にして敏腕の人事コンサルタントの椿眞子が、どんな会社でも起こりうる問題を悪魔のような大胆な方法で解決していく姿を描いたオフィスエンターテインメント。
作品にちなみ、「仕事を始めた頃の自分」にメッセージを送ることになると「経歴詐称はやめましょう!」と注意喚起する和田。というのも、ドラマ「陸王」(2017・TBS系)でのランナー役が記憶に新しい和田は元陸上選手で、日本大学在学中には箱根駅伝にも出場しており、就職後も社会人ランナーとして活躍していた過去を持つ。しかし、紆余曲折を経て芸能界を目指すも、「25歳くらいで芸能プロダクションに入れることってなかなかないんですね。年齢制限とかがあるので」とかなり苦労をしたのだとか。
そこで、「どうしたら書類審査が通って、オーディションに行けるのか?」と考えた時に、「嘘ついて(履歴書を)送ってみたらいいんじゃないかな」という結論に達し、「25歳の時に22歳で送ったら通ってしまいました」と打ち明けた。その後、1年くらいは事務所に嘘をついたまま仕事をするが、ネットでの箱根駅伝の記事などからバレたそうで、「会社で死ぬほど怒られました」と顔をしかめると、「翌年からオーディションが受かった人にはIDチェックが設けられるようになったそうです」と事務所のルールまで変えてしまったことを、ばつが悪そうに話した。
そんな和田の苦いエピソードだが、菜々緒は「結構この世界、多いじゃないですか」とぶっちゃけると、「スリーサイズごまかしていたり、年齢詐称していたりするので、セーフじゃないですか」と小悪魔のような笑みを浮かべていた。(取材:錦怜那)
ドラマ「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」は4月14日より毎週土曜夜10時~日本テレビ系にて放送(初回15分拡大)