『リメンバー・ミー』2週連続1位!『ジュマンジ』3位に初登場
映画週末興行成績
陽気でカラフルな「死者の国」を舞台にしたディズニー/ピクサーの最新作『リメンバー・ミー』が、9日に興行通信社から発表された土日2日間(4月7日~8日)の全国映画動員ランキングで2週連続1位を獲得。興行収入別ランキングでは4週連続ナンバーワンとなった。
同作の先週末の成績は動員22万3,866人、興収2億9,867万円と落ちの少ない興行を展開しており、2週連続で1位に。口コミやリピーターも広がってきており、公開24日間で動員282万8,449人、興収34億9,760万3,200円のスマッシュヒットとなっている。
公開3週目の『ボス・ベイビー』は2位をキープ。先週末の土日2日間で動員19万2,000人、興収2億4,300万円を記録した。また、公開から8日までの累計動員は226万6,308人、累計興収26億81万6,300円。2004年7月に公開された『シュレック2』(最終興収24億4,000万円)を抜き、日本におけるドリームワークス・アニメーション史上、歴代1位の成績をマークした。
ロビン・ウィリアムズさんらが出演した『ジュマンジ』(1995)に続く物語が展開する『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は動員18万人、累計興収2億7,300万円をあげ、3位に初登場。劇場には小学校高学年から50代・60代まで幅広い年齢層が来場。カップルや高校生のグループも多く見られるという。また、アトラクションムービーということで、4D上映も人気を集めている。先行上映を含む累計動員は26万53人、累計興収4億2,430万1,400円(8日時点)。
元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるオムニバス作品『クソ野郎と美しき世界』は初登場8位。全国86(野郎)スクリーンで公開され、7日と8日で動員5万2,673人、興収7,041万3,400円。初日の6日を合わせた3日間の成績は動員8万7,528人、興収1億1,617万9,600円となった。また、1スクリーンあたりの平均興収は土日で81万8,760円、初日を合わせた3日間で135万926円と、この週に公開された作品の中では1位に輝いた。
公開6週目を迎えた『映画ドラえもん のび太の宝島』の先週末の土日2日間成績は、動員15万7,000人、興収1億9,000万円。公開37日間で動員428万1,945人、興収48億7,815万5,400円となり、劇場版シリーズ38作目にして『映画ドラえもん』シリーズで歴代最高となる動員数を記録。興収50億円突破も間近となった。
『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』は10位に初登場。動員3万3,162人、興収3,697万6,720円となり、シリーズ最高を記録した昨年の『映画 きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち』との興収比97%と、好スタートを切っている。客層は男児7割、女児3割。父子での来場が目立つほか、孫を連れたシニア層も多く、三世代にわたってトーマスの認知度が広がっていることもヒットを後押ししたと思われる。
今週末は『パシフィック・リム:アップライジング』『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』『さよなら、僕のマンハッタン』『それ~それがやって来たら…』『聖なるもの』『海辺の週刊大衆』『ばぁちゃんロード』『女は二度決断する』などが公開予定となっている。
【2018年4月7日~8日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『リメンバー・ミー』:4週目
2(2)『ボス・ベイビー』:3週目
3(初)『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』:1週目
4(3)『映画ドラえもん のび太の宝島』:6週目
5(6)『グレイテスト・ショーマン』:8週目
6(5)『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』:2週目
7(4)『ちはやふる -結び-』:4週目
8(初)『クソ野郎と美しき世界』:1週目
9(8)『映画 プリキュアスーパースターズ!』:4週目
10(初)『映画 きかんしゃトーマス とびだせ!友情の大冒険』:1週目