永瀬正敏&岩田剛典がオスカー女優と共演『Vision』場面写真一挙公開
『萌の朱雀』『殯(もがり)の森』などで国内外で高い評価を受ける河瀬直美監督の新作『Vision』(6月8日公開)で、主演のジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏をはじめ岩田剛典、美波、森山未來、田中泯(特別出演)、夏木マリらキャストの場面写真が一挙公開となった。永瀬、美波、森山、夏木は初お披露目となる。
【写真】美波、森山未來、田中泯、夏木マリ『Vision』場面写真
河瀬監督がオリジナル脚本を手掛け、『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したフランスの名女優ジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏をダブル主演に迎えた本作。物語は、世界中を旅しながら紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌが薬草の一種で幻の植物“Vision”を見つけ出すために奈良・吉野を訪れるところから始まる。
場面写真は、緑が青々と茂る神秘的な森を中心にしたもの。穏やかな表情で木陰に腰かけるジャンヌ(ビノシュ)、険しい顔つきで遠くを見つめる山守の智(永瀬)、同じく山守の鈴(岩田)など。森に住む謎の女アキ(夏木)、長髪に髭を蓄えた猟師・岳(森山)、フランス人エッセイスト・ジャンヌのアシスタント・花(美波)、猟師の源(田中泯)の姿も観られる。
旅の途中、ジャンヌは森で暮らし、森を知り尽くす山守の無口な男・智と出会い、言葉や文化の壁を越えて心を通わせていく。季節は流れ、森が赤く色づく秋。智のもとに、山守の若者・鈴が姿を見せ、運命の歯車が動き出す……。
本作は全編奈良・吉野でのオールロケ撮影を敢行。昨年9月初旬にクランクイン。夏パートを前半、秋パートを後半と分け、12月初旬にクランクアップ予定。(編集部・石井百合子)