78歳ひふみん「レイトン」で初声優!巨大コンピューター役!?
「ひふみん」の愛称で親しまれる加藤一二三(78)が、29日に放送されるアニメ「レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~」の第4話で声優デビューを飾ることが明らかになった。以前からぜひ声優業に挑戦したかったという加藤は、人工知能により会話もできるほど高性能な巨大コンピューターという難役に挑む。
8日からフジテレビ系でスタートした同作はレベルファイブの人気ゲーム「レイトン」シリーズのテレビアニメ版。レイトン教授の娘であるカトリーエイル・レイトン(花澤香菜)が「どんなナゾもすべて解明、それが我がレイトン探偵社のモットーです」を掲げ、ロンドンで起こる不思議な事件を、しゃべる犬のシャーロ(小杉十郎太)と助手のノア(池田恭祐)とともに日々解決していく姿が1話完結型で描かれている。
狙った宝石を華麗に盗み出し、その姿を見た者は誰もいないというナゾの怪盗セーヌが登場する第4話にゲスト出演するのが加藤。2月下旬にアフレコ収録にのぞんだ加藤は、声優初挑戦、かつ巨大コンピューターという難しい役どころながら、将棋でつちかった勘の良さ、対応力を見せ、「機械的な声のパターンをお願いします」「感情を入れたパターンもお願いします」といった監督の指示にも即時に対応していたという。
加藤は「ストーリーも魅力的ですし、セリフも非常に楽しく、胸をワクワクさせて収録をおこないました」と振り返り、「私はこれまで2,000局以上、将棋の対局を戦ってきましたけれども、対局の前日に負けると思ったことは一回もないです。初めて挑戦をした声優の仕事ですけれども、やはり挑戦する以上は、なんとしても成功させたいという意気込みで向かいまして、そういうところでも将棋の対局と今回の声優の挑戦は共通していると思います」とコメント。
声優としての今後について聞かれると「悪役とは言いながら、どこか少しズッコケているようなところがあって、そういう憎めない悪役などはやってみたいと思います」と抱負を語り、「今度、私が一部で声優を務めますけれども、非常に魅力的な物語だと思います。私もこれからずっと、このアニメを観ていきたいと思いますし、皆様も期待していただければと思います」と視聴者にメッセージを送っている。(編集部・海江田宗)
「レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~」は毎週日曜あさ8時半より放送中