山田涼介主演『鋼の錬金術師』真理の声の正体が明らかに!
荒川弘の大ヒットコミックを山田涼介主演で実写化した映画『鋼の錬金術師』の“真理の声”の正体が明らかになった。
同作は、亡き母をよみがえらせるために錬金術のタブーである“人体錬成”に手を出したことで体の一部を失ってしまったエドワード(山田)が、数年後に錬金術師となり、弟のアルフォンスと共に失ったものを取り戻す旅に出るさまを描き出す。
今回、ブルーレイ&DVDプレミアム・エディションに収録されるビジュアルコメンタリーの収録に山田と本田翼、曽利文彦監督が参加。今だから語れる撮影裏話として、山田と曽利監督は“真理の声”の正体に言及。真理は、エドが人体錬成を行ったことでたどり着く「真理の扉」の前に座っている透明の人のことだが、実は声を務めているのは山田であることが明かされた。
山田は「つまり、自分と対峙しているということですね」と説明すると、曽利監督も「山田涼介対山田涼介のお芝居でもある。原作では12歳くらいのエドの体験。でも映画では、どうしても山田くんに演じてもらいたかった」とこだわりを語った。さらに、人体錬成の対価として真理に持っていかれる足と手の形も山田の手足が使われているという。
また、フルCGで描かれるアルフォンスの代わりに実際にその場で演じ、撮影が進むにつれてその演技の素晴らしさからそのままアルフォンスの声を務めることになった水石亜飛夢が、実は憲兵役で出演しているシーンがあるというエピソードも披露。同シーンでは憲兵がCGのアルフォンスとすれ違うという共演を果たしており、コメンタリーの収録時には「ここで注目! ダブルアルです!」(山田)と大盛り上り。山田は、「撮影が終わって2年くらい経っていてもこうやって鮮明に覚えていて、すごく濃厚な時間を過ごしたんだなと思いますね」と本作の充実した撮影を振り返っていた。(編集部・吉田唯)
映画『鋼の錬金術師』ブルーレイ&DVDは4月18日にワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントよりリリース