『仮面ライダーアマゾンズ』谷口賢志、ヒモを支える気持ちで応援して!
『劇場版 仮面ライダーアマゾンズ』の連続上映会が16日、都内で行われ、藤田富、谷口賢志、東亜優、俊藤光利、小林亮太、前嶋曜、白本彩奈、三浦孝太、姜暢雄、石田秀範監督が登壇。谷口が「ヒモを支える女性の気持ちになって応援してください」と呼びかける一幕もあった。
人を食う人工生命体・アマゾンが巣くう世界を舞台に、ダークで重厚な物語が展開する同シリーズ。『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』(5月19日公開)の公開を前に、Amazonプライム・ビデオで配信中のシーズン1、シーズン2をそれぞれ劇場公開用に編集、再構成した『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason1 覚醒』(5月5日公開)と『劇場版 仮面ライダーアマゾンズSeason2 輪廻』(5月12日公開)が公開される。
藤田は、「僕と谷口さんと石田監督で映画までいけたらいいねって当初から話していたのですが、それが目標となり、しかもそれを叶えることができて本当にうれしいです」と感慨深げ。「みなさんのおかげで映画まで来ることがでたんです。絶対にヒットさせたい」と意気込むと、谷口も「映画を撮ったからには大ヒットしないといけない。撮ったからには天下を取りたい!」と発言して会場を沸かせ、自身の役どころにちなみ「ヒモを支える女性の気持ちになって応援してください」と客席に懇願してうれしそうな表情を浮かべた。
『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』にゲストとして参加した姜は、「僕はもう39歳なんですけど、変身していいのかなって思いました」と自身の年齢から変身シーンに後ろめたさを感じたという撮影時を振り返ったが、これに同じく変身する役どころの谷口が「俺はもう40歳なんですけど……」とポツリと突っ込み。姜は「シーズン1の時から劇場版を目指していたということで、その中に入れてもらって光栄」とコメント。「やりがいがありました。とっても熱量の高い作品。その中で役づくりを模索しながら楽しい日々を過ごせた」と共演者らに感謝の気持ちを述べた。
石田監督も「3年前はこんな風になるとは思ってもみなかった。でもみんなの熱量がすごいので、こういう風になるかもって途中から思い始めたんです」と今回の映画化について語り、「過激な表現が盛りだくさんで、きついところも多々あると思うんですけど、それについてきてくれる皆さんがいたからこそこの完結編につながっていった。ありがとうございました」と笑顔で話していた。(取材・文:名鹿祥史)