「ゲーム・オブ・スローンズ」55夜連続で壮大な戦闘シーン撮影か

　最終となる第8シーズンの放送が待たれる人気テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が、55夜にわたる壮大な戦闘シーンを撮影したそうだ。

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　プロデューサー陣が撮影スタッフへの感謝のメモを張り出したのを、アシスタントディレクターのジョナサン・クインランが写真に撮り、Instagramに投稿。すでにそのアカウントは非公開にされているというが、ファンコミュニティーサイト「ウォッチャーズ・オン・ザ・ウォール」がそのスクリーンショット写真を公開している。

　そこには、「55夜連続での撮影、寒さと雪、雨と泥、トゥームの羊の糞とマグラヘラマーンの風に耐え抜いてくれたことに感謝する。今から1年後、世界中の人たちがこのエピソードを観ても、君たちがどれだけ懸命に仕事をしたかを知ることはないだろう。どれほど疲れていたか、氷点下の気温の中、仕事をこなすのがどれほど困難だったかを気に留めないだろう。ただ、これまで見たことがないものを見ているということだけはわかるはずだ。君たちのおかげで。ありがとう」とつづられている。

　ジョナサンの当初の投稿には、「まさにこの通り。55夜連続。11週間。3つのロケ地。こんなシーンは二度と目にすることはないだろう」と誇らしげなキャプションが添えられていたとDeadlineは報じている。メモの文面からすると、撮影はすでにファンの間で知られている北アイルランドのロケ地トゥームとマグラヘラマーンのほかに、もう一か所で行われたことになる。

　「ウォッチャーズ・オン・ザ・ウォール」によると、同ドラマでは困難な撮影が終了すると、プロデューサー陣が何らかの方法で祝ってきたと言い、今回のねぎらいのメモもその一つのようだ。（澤田理沙）