ガンダム登場!『レディ・プレイヤー1』日本だけ許されたシーン
日米の人気キャラクターが多数登場することでも話題のスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日公開)より、ガンダムへの変身場面を捉えた映像が公開された。
本作の舞台は今から27年後の2045年。誰でもなりたい自分になれるVR世界「オアシス」で繰り広げられる莫大な財産の争奪戦を描いている。
今回公開されたのは、主要キャストの一人に抜てきされた森崎ウィン演じる日本人キャラクターのトシロウの、オアシスでのアバターであるダイトウが、「機動戦士ガンダム」のRX-78-2ガンダムに変身する場面を収めた映像。「俺はガンダムで行く!」と力強く宣言するトシロウがVRゴーグルを装着すると、ゴーグルには黄色い“ガンダム”の文字が浮かび上がる。
トシロウのオアシスでの分身であるダイトウが空に浮かぶ戦闘機から一気にダイブすると、空中で回転しながらガンダムへと変身。赤い盾を突き出して目を光らせ、急降下していくガンダムの姿が巨匠スピルバーグ監督作で見られることに胸が熱くなる。
このシーンは特別に日本にだけ許された映像で、森崎の「俺はガンダムで行く!」というセリフは本編で唯一の日本語。脚本は英語だったが、撮影中にスピルバーグ監督が「このセリフは日本語でいこう!」と変更したという。また、スピルバーグ監督は「僕はこの映画に登場する日本のPOPカルチャーが大好きだ。みんなが知っているアキラのオートバイやガンダムなどね。この映画には日本からやってきた素晴らしいアニメやマンガが詰まっている。そして僕はそれらを讃えたかったんだ」と本作を通して日本のポップカルチャーへの称賛を表したかったことを明かしている。(編集部・小松芙未)