ニコラス・ケイジ、3~4年で俳優引退へ
『ナショナル・トレジャー』や『ゴーストライダー』をはじめ多数の映画出演を誇る俳優のニコラス・ケイジ(54)が、あと3~4年で俳優業から離れるつもりだと The Blast などに明かした。
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プエルトリコで新作主演アクション『プライマル(原題) / Primal』について語っていた際に、「監督業というのが、今後やりたいことなんだ」と将来についてコメントしたニコラス。「今は主に俳優をやっていて、あと3年か4年は続けるつもり。でもその後は監督業に専念したいんだ」と打ち明けた。
ニコラスは『リービング・ラスベガス』(1995)ではアカデミー賞主演男優賞に輝いた演技派だが、あまり作品を選ばず、『初体験/リッジモント・ハイ』(1982)でデビュー以降100近い役柄を演じて来た。金銭トラブルが相次いだ時期があったこともあり、先月もNMEに「過去の過ちを処理しなくてはいけなかったし、経済的に立ち直らなければならなかった。パフォーマンスという観点からだけでなく、生活費を稼ぐために出演作を探さなくてはいけなかった。結局、俳優とは仕事なわけだから」と俳優業を現実的に捉えていると語っていた。
巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督を叔父に、いとこにソフィア・コッポラ監督を持つコッポラファミリーのニコラスだけに、監督としての活躍も楽しみなところ。ニコラスはジェームズ・フランコ主演の『ソニー』(2002)で監督デビューを果たしたが、その後は監督していない。(編集部・市川遥)