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「ブラックペアン」二宮和也の“悪魔”ぶりに視聴者大興奮<ネタバレあり>

「ブラックペアン」で孤高の天才外科医を演じる二宮和也
「ブラックペアン」で孤高の天才外科医を演じる二宮和也 - (C)TBS

 22日、二宮和也主演の日曜劇場「ブラックペアン」(TBS系、夜9時~)が放送スタートとなり、手術成功率100%の腕を持つ天才外科医にして、“オペ室の悪魔”の異名をとる主人公にふんした二宮の演技が「予想以上にブラック」「鳥肌が立った」と話題になっている。

【写真】二宮和也主演、医師たちの極限の世界…「ブラックペアン」場面写真

 外科医、病理医の経歴を持つ海堂尊のベストセラー小説に基づき、東城大学医学部付属病院で働く主人公の天才外科医・渡海征司郎(二宮)を中心に、突如導入されることになった手術用最新医療機器「スナイプ」をめぐる疑惑や、“ブラックペアン”と呼ばれる特製のペアン(止血用鉗子)に秘められた過去を描く本作。第1話では、大学病院に赴任した新任講師・高階権太(小泉孝太郎)が「外科医の腕を全く必要としない」最新医療用機器「スナイプ」を導入しようとするエピソードが描かれた。

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 東城大学医学部付属病院で“神の手”を持つと称される心臓外科医・佐伯清剛教授(内野聖陽)が、三か月に控える外科学会理事長選のライバルでもある帝華大学の西崎啓介教授(市川猿之助)も見学する大手術を行うなか、佐伯の受け持つ別の患者の容態が急変。そこに現れたのが渡海で、このトラブルの解決にあたるなかで彼の人柄や手腕が明らかに。高階による「スナイプ」を用いた手術のエピソードで、さらに渡海の天才たるゆえんを印象付けることとなった。

 手術中に患者の容態が急変し、青ざめる医師を「一千万でもみ消してやる」と脅したり、「腕のいい医者は何をやってもいいんだよ」と豪語する渡海は、まさに“悪魔”。いわばダークヒーロー的なキャラクターをはまり役で演じた二宮に、第1話放送後、視聴者から「鳥肌がたった」「ゾクゾクします」「怖いけどカッコいい」「予想以上にブラック」「ピッタリの役」と興奮の声。

 原作通り、一連のエピソードを、研修医1年目の世良(竹内涼真)の目を通して描くことによって、秒刻みで患者の命を左右する医師たちの日常を生々しく伝えると同時に、真っ直ぐで一生懸命だが無力な世良とは対照的な渡海のダークなキャラクターを際立たせていた。

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 放送日にはドラマを撮影中の二宮を追った「『ブラックペアン』ナビ~二宮和也密着ドキュメント~」が放送され、二宮の天才ぶりに肉迫。例えば、渡海が佐伯教授からの追求を交わすシーンのリハーサルでは「何のことでしょう」のセリフを、3回とも全く異なるニュアンスで表現。別シーンでの高階への「腕のない医者は死ねばいい」のセリフも同様だった。また第1話に登場した手術シーンでのあるセリフでは、ベテラン監督の福澤克雄を「予想以上の芝居をしてくる」と驚かせていた。そのほか、休日を返上して手術の見学をする様子や、手術の所作など役のアプローチに打ち込む姿も映し出され、俳優・二宮和也の驚くべき姿があった。(編集部・石井百合子)

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