月9で“冬彦さん”と“涼ちゃん”初対面!佐野史郎、東出昌大に「親近感」
俳優の佐野史郎が、30日に放送される長澤まさみ主演、「リーガルハイ」シリーズの古沢良太脚本のフジテレビ系ドラマ「コンフィデンスマンJP」第4話に、「極悪がんぼ」(2014※ゲスト出演)以来約4年ぶりに月9出演。ヒロインのダー子(長澤)ら詐欺師トリオのターゲットとなる食品加工会社のお坊ちゃま社長にふんする。詐欺師トリオのメンバーにふんする東出昌大が昨年「あなたのことはそれほど」(TBS系)で妻の浮気で豹変する夫を怪演した際に、1990年代に佐野の当たり役となった“冬彦さん”を引き合いに出されたことに触れ、初対面の感想を語った。
第4話では、自社製品の産地を偽装する食品メーカー・俵屋フーズの社長・勤(佐野)をターゲットにしたエピソードが展開。勤は典型的な二代目のお坊ちゃんで、公私ともにやりたい放題、社員へのどう喝、セクハラも日常茶飯事。工場長の宮下(近藤公園)は社長の産地偽造を告発しようとするも脅しに屈していた。ダー子は勤が熱狂的な映画ファンであることに目をつけ、ボクちゃん(東出)が新人映画監督に、リチャード(小日向文世)は映画プロデューサーになりすまし、架空の映画に出資させる作戦に出る。
長澤、東出、小日向ら詐欺師トリオとの共演に「みんな気心知れている感じで、すんなりと初日から現場に溶け込めた」という佐野。「(詐欺師役の)メンバーとはおなじみで、長澤さんは以前親子役でがっつり共演していますし(2012年2月放送、連続ドラマW『分身』)、小日向さんとは昔からよく舞台などでもご一緒させていただいてました」と長澤、小日向とは共演済み。
一方、初共演となる東出については「共演は初めてですが、昨年話題になったドラマで何かと僕が昔やった役と比べられてましたから(笑)、気になっていて、初対面とはいえ親近感がありました」と、かつて自身が出演し社会現象になった大ヒットドラマ「ずっとあなたが好きだった」(1992、TBS系)のマザコン夫“冬彦さん”と、「あなそれ」で東出が演じた涼太が比較され話題になったことに触れ、ユニークなコメント。ともに戦慄の夫を演じて注目を浴びた2人の顔合わせが実現することとなった。
俵屋をだますために中国の国民的女優をはじめさまざまな人物になりすますダー子の七変化、撮影所で本物の映画を撮影中の有名俳優として本人役としてサブゲスト出演する伊吹吾郎にも注目したい。(編集部・石井百合子)