心的虐待など複数の苦情「リーサル・ウェポン」俳優の態度の悪さで危機
米人気ドラマ「リーサル・ウェポン」が、マーティン・リッグス役の俳優の態度の悪さでキャンセルの危機にあるとDeadlineが報じた。
「リーサル・ウェポン」はメル・ギブソンとダニー・グローヴァー主演の同名映画のリブート版で、破天荒な刑事リッグスをクレイン・クロフォードが演じ、マータフをデイモン・ウェイアンズが演じている。テンポも良く、二人のコメディータッチのやりとりも人気で、第3シーズンは確実視されていた。
しかし、クレインから心的虐待を受けたという人や、彼が敵対的な職場環境を作り出していると複数の苦情が寄せられ、クレインはすでに何度か懲戒処分を受けているとのこと。しかし、事態は悪化し、共演者もスタッフも一緒に仕事がしにくくなっているらしい。
「リーサル・ウェポン」はFOX局で「Empire 成功の代償」に次ぐナンバー2の視聴率を獲得しているドラマのため、打ち切りを考えるということはかなり深刻な状態なのだろう。TVLineはマータフを女性のパートナーと組ませることでキャスティングをし直すことも検討されていると伝えている。(澤田理沙)