「スパイダーマン」アンドリュー・ガーフィールドが全身まひの英国人役!『ブレス』9月日本公開
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズなどのアンドリュー・ガーフィールドが全身まひの英国人を演じた映画『ブレス しあわせの呼吸』(原題:Breathe)が9月7日より日本公開される。アンドリューが難役に挑んだことだけでなく、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役で知られるアンディ・サーキスが監督デビューを果たしたことでも話題の作品だ。
『ブリジット・ジョーンズの日記』などの製作者ジョナサン・カヴェンディッシュが、自身の両親の奇跡のような実話をプロデューサーとして映画化した本作。父ロビンは1950年代にアフリカでポリオに感染し、首から下が全身マヒとなって人工呼吸器なしでは自力で息をすることもできず、余命数ヶ月を宣告されてしまう。しかし、ジョナサンの思い出の中の両親は、笑顔とユーモアを絶やさず、外の世界へと飛び出していっていて……。「世界一幸せ」だと胸を張って人生を謳歌したロビンと、彼に無償の愛を注いだ妻のダイアナ、そして二人を支え続けた兄弟や友人たちとの絆が描かれる。
ダイアナ役を務めたのはテレビシリーズ「ザ・クラウン」のクレア・フォイで、家族を見守る仲間たち役で『プライドと偏見』のトム・ホランダーや『パディントン』シリーズのヒュー・ボネヴィルが出演。脚本は『レ・ミゼラブル』のウィリアム・ニコルソン、撮影監督は『ヒューゴの不思議な発明』などで3度のオスカーに輝くロバート・リチャードソンと実力派がそろった。(編集部・市川遥)
映画『ブレス しあわせの呼吸』は9月7日より角川シネマ有楽町ほかにて全国公開