菅田将暉「ごくせん」影響でジュノン応募
俳優の菅田将暉と速水もこみちが27日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『となりの怪物くん』初日舞台あいさつに登壇。菅田は、速水があいさつを始めると「格好いい! 足長い! 『ごくせん』すごい好きでした!」と立て続けに合いの手を入れ、「僕は『ごくせん』を観てジュノンに応募したんです」と明かした。
本作は、雑誌「デザート」で連載されたろびこの人気少女コミックを、映画『君の膵臓をたべたい』などの月川翔監督が実写映画化。イケメンで天才的な頭脳を持ちつつも、予測不能な行動で周囲から恐れられている吉田春(菅田)が、たまたまプリントを届けにきてくれた冷血なガリ勉の水谷雫(土屋太鳳)との出会いによって、互いに成長していく姿を描いたヒューマンストーリー。初日舞台あいさつには、土屋、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、月川監督も出席した。
菅田は「第21回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でファイナリストに選出された過去があるが、その応募のきっかけが、速水が第2期に出演していた人気ドラマ「ごくせん」だったことを明かすと、速水は「ありがとう」と歩みより、菅田とがっちりと握手を交わした。
この日は、主人公の春と雫の初めてがいっぱい詰まった作品ということで、「初めて○○したい!」というテーマでトークが展開。土屋が「ホームパーティーをやりたい」と発言し「もこみちさんからフライパンをいただいたのですが、『MOCO'Sキッチン』を参考にしながら、大皿料理に挑戦したい」と意欲を見せると、速水は「出張で行くしかないですね」とノリノリ。
さらに古川が「ケーキバイキングに行きたい。生クリームが大好きなんです」と語ると、ここでも速水は「作りましょう!」とカットイン。会場からは「オリーブオイルかけて!」というメッセージボードが上がるなど、大盛り上がりをみせていた。
また菅田と土屋は、舞台あいさつが行われた劇場で、従業員の制服を着てお客さんを出迎えたり、場内清掃や開場アナウンスにも挑戦。菅田が「劇場には本当にお世話になりっぱなしなので、感謝の気持ちを込めてやらせていただきました」と語ると、土屋も「映画館には映画の神様がいる感じがしたので、恩返しができたような気持ちでうれしかったです」と満面の笑みを浮かべた。(磯部正和)
映画『となりの怪物くん』は全国公開中