声優はカンバーバッチ!『グリンチ』12月日本公開
ドクター・スースの人気絵本を『ミニオンズ』のイルミネーション・エンターテインメントがアニメーション映画化した『グリンチ』が、今年12月に日本公開されることが決まった。実写映画版ではジム・キャリーが演じた超ひねくれ者の主人公グリンチの声優を務めるのは、「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチだ。
洞窟の中で暮らし、愛犬マックスの献身的な愛にもぶっきらぼうで、山麓の村人たちにいじわるをして楽しむグリンチの姿を描く本作。不機嫌で孤独なグリンチは、やがて村中のみんなが大好きな“クリスマス”を盗むというとんでもない計画を立ててしまい……。ティザービジュアルに描かれているグリンチは幼少期の純真でキュートな姿で、どうして険しい目つきのひねくれ者になってしまったのか、気になる仕上がりとなっている。
イルミネーションのアニメーション映画は近年、日本でも大ヒットを連発しており、2013年の『怪盗グルーのミニオン危機一発』は興行収入25億円、2015年の『ミニオンズ』は興収50億円超、そして昨年の『怪盗グルーのミニオン大脱走』は興収73億円超を記録している。そのいい流れに乗って今年のクリスマスシーズンは、いじわるなグリンチが日本を席巻することになりそうだ。監督は『ペット』のヤーロウ・チェイニーなど。(編集部・市川遥)
映画『グリンチ』は12月より全国公開