ワインスタインのセクハラ問題、ブラッド・ピットが映画化!
ブラッド・ピットがプロデューサーとして、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ問題を映画化することが明らかになった。The Hollywood Reporter などが報じた。
【画像】ブラッド・ピットがプロデュース!オスカー受賞作『ムーンライト』
ブラッドの制作会社プランBはアンナプルナ・ピクチャーズと共に、ニューヨーク・タイムズ紙によるワインスタインに対する調査報道の映画化権を獲得。女性記者ジョディ・カンター&ミーガン・トゥーイーが10か月にわたってどのように調査し、約30年にわたるワインスタインの悪行を暴いたのかが描かれることになる。二人はこの功績が認められ、ピューリッツァー賞も受賞している。
そのため映画は、ワインスタインの行為そのものというよりも、アカデミー賞に複数部門で輝いた映画『大統領の陰謀』や『スポットライト 世紀のスクープ』のようなジャーナリズムをメインにしたものになるようだ。
ハリウッドの大物プロデューサーであることを利用したワインスタインによるセクハラ・レイプ疑惑は、昨年10月にニューヨーク・タイムズ紙が告発したことで明るみに(ワインスタインは疑いを否定)。その後も被害者が次々と声を上げ、セクハラや男女差別撲滅を訴える「#MeToo」や「Time's Up」運動を巻き起こした。若き日のブラッドは当時交際していた女優のグウィネス・パルトローから被害を打ち明けられ、まだ新人俳優だったのにもかかわらずワインスタインに強く抗議したことでも知られる。(編集部・市川遥)