神木隆之介、初の本格ラブストーリーで有村架純と恋人役!百田尚樹「フォルトゥナの瞳」映画化
神木隆之介と有村架純が出演し、「永遠の0」などで知られる百田尚樹による小説「フォルトゥナの瞳」が映画化されることが明らかになった。初の本格ラブストーリーに挑む神木は、「とても緊張しています」とコメント。神木と有村は4度目の共演で、初めて恋人同士にふんする。メガホンを取るのは『アオハライド』などの三木孝浩監督。2019年に公開される予定。
神木が演じるのは、「死を目前にした人間が透けて見える」という主人公の青年・木山慎一郎。木山は幼少期に事故で家族を失い、友人も作らずに孤独に生きてきたが、ある日、不思議な力を持っていることに気づき、生活が一変。木山が自らの力に葛藤する中、出会うのが有村ふんする明るい女性・桐生葵。2人は互いに必要な存在になっていくが、彼女の体が透け始めてしまう。
現在24歳の神木は子役時代から活躍し、20年以上のキャリアを持つが、本作で初の本格的なラブストーリーに挑戦する。「僕は今回、初めてラブストーリーに挑戦させていただくのですが、とても緊張しています。三木監督をはじめとするスタッフ、共演者の皆さんに助けていただきながら精一杯、慎一郎を演じたいと思います」と意気込む。
恋人同士を演じる神木と有村は、『3月のライオン』シリーズなどで共演経験がある。有村は「神木さんとは、今回4度目の共演となりますが、過去に神木さんとご一緒した取材で『神木さんのラブストーリーが見てみたい』と答えたものが、まさか、自分自身が相手役で実現するとは思ってもみなく、驚いています。とても信頼できる役者さんであり、安心感しかないので、楽しみながら一緒に頑張れたら嬉しいです」と語っている。
神木、有村共に三木監督とは初タッグ。脚本は、『メアリと魔女の花』などの坂口理子が手掛ける。タイトルの“フォルトゥナ”とは運命の女神のこと。その瞳を持つことで、大切な人の“死の運命”が見えてしまった男の切なくも美しいラブストーリーが描かれる。(編集部・小山美咲)