長尺199分!上映中の勇気だしてトイレを主演女優がオススメ
12日、池袋シネマ・ロサにて1週間限定公開されている映画『恋愛依存症の女』の公開初日舞台あいさつが行われ、主演のひらくが登壇。3時間を超える上映時間199分という長尺の映画で話題だが、ひらくは「わたしも一度だけトイレに行ってしまったくらい。どうしても行きたくなった場合は真ん中寄りの席の方も遠慮せずに勇気をだして(トイレへ)出てください」と茶目っ気たっぷりにコメントして会場を沸かせた。
29歳の木村聡志監督による長編デビュー作となった本作は小説家の鏑木(山谷武志)と、劇中に登場する舞台「恋愛依存症の女」でヒロインを演じることになった女優のニコ(ひらく)を軸に、世代を超えた男女の恋愛模様が交錯するコメディータッチの群像劇。この日はひらくの他にも、出演者の品田誠、山谷、小島彩乃、大須みづほ、松森モヘー、安楽涼、吉田裕美、井手口裕樹、三森麻美、出倉俊輔、はぎの一、山下ケイジ、出倉俊輔、杉木悠真、南久松真奈とメガホンをとった木村監督が来場した。
ひらくは「タイトルが少しかたいけど、このタイトルはニコだけでなくみんなのことを指しているタイトルだと思うんです。登場人物は多いけど観終わった後に誰かしらに感情移入できる作品になっていると思います」と作品の魅力をアピール。鏑木役の山谷も「こんなにたくさんの方に観にきていただけて感激しています」と嬉しそうな表情を見せた。
長尺に関しては安楽も言及。「199分と言われたら(鑑賞前の)プレッシャーが大きいと思うんですけど、海外ドラマのイッキ見よりも短いので気軽に楽しんでほしいと言ったら本当にたくさん観に来てくれた。あんまり構えないで観てください」とニッコリ。山下も「観終わったらきっと(199分よりも)短く感じてもらえると思います」と時間の長さは気にしていない様子で、キャストそれぞれが内容の良さに自信を見せていた。(名鹿祥史)
映画『恋愛依存症の女』は池袋シネマ・ロサにて一週間限定で公開中