「ルシファー」などドラマ続々終了
テレビドラマ「LUCIFER/ルシファー」「マーベル インヒューマンズ」「96時間 ザ・シリーズ」「エクスパンス -巨獣めざめる-」などの終了が決まったとDeadlineなどが報じた。
「マーベル インヒューマンズ」はIMAXで最初の2エピソードを上映してデビューしたが、この時から評判は悪く、結局8エピソードという短いシーズン1で終了となった。リーアム・ニーソン主演の映画『96時間』の前日譚(たん)ドラマ「96時間 ザ・シリーズ」は第2シーズン途中で放送スケジュールから外されてしまい、キャンセルは確実視されていた。現在はほかの局などで継続できるかどうかを模索しているらしい。
一方、熱心なファンが多かった「LUCIFER/ルシファー」は第3シーズンで終了。キャンセルされないよう、わざわざ複数の疑問を残した状態のクリフハンガーで終わらせた製作側の作戦は失敗に終わってしまった。ショーランナーのジョー・ヘンダーソンは「FOXが絶対にキャンセルしないよう、ものすごいクリフハンガーでシーズンフィナーレを作ったのに、君たちファンをめちゃくちゃやきもきさせることになってしまった。申し訳ない」とツイートし、まだまだ語りたいストーリーがあるので、「ルシファーを救え」のハッシュタグでキャンセル撤回を求めるようファンを促している。
ほかには、ジェームズ・S・A・コーリー(ダニエル・エイブラハムとタイ・フランクの共同ペンネーム)の小説シリーズを基にしたSFミステリードラマシリーズ「エクスパンス -巨獣めざめる-」が第3シーズンで終了。視聴率の低迷が理由とのことだが、ほかで生き延びれないかどうかを検討しているという。
また、アン・ヘッシュ、マイク・ヴォーゲル主演の「ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊」、ルーシー・ヘイルが末期がんと誤診された女性を演じた「ライフ・センテンス(原題) / Life Sentence」も第1シーズンでキャンセルされた。(澤田理沙)