吉岡里帆、柏木ハルコ原作連ドラで主演!共演に井浦新、田中圭、遠藤憲一
女優の吉岡里帆が、柏木ハルコの人気漫画に基づく連続ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」で主演を務めることが14日、わかった。カンテレ・フジテレビ系の7月期クール火曜ドラマ(夜9時~)枠で放送される。吉岡が演じるのは、生活保護受給者を支援する新人ケースワーカーの義経えみる。「えみるは、いい意味で普通の子ですが、その普通さが魅力的だなと思っています。普通に育って、普通に就職した女の子がケースワーカーの仕事を通して、人と真剣に向き合うこと、己のやるべきことに気がついて、少しずつつ心を手繰り寄せながら成長していきます」とコメントしている。共演に、井浦新、田中圭、遠藤憲一ら。
背後の“写り込み”が話題に…吉岡里帆、前作ドラマで中村アン2ショット
原作漫画は、生活保護の実態をリアルに描き、現役ケースワーカーや医療、福祉の現場からも高い評価を受け、「このマンガがすごい!2015」のオトコ部門で第10位を獲得。既刊6巻で電子書籍を含め累計50万部を超えるヒットを記録した。安定を求めて公務員となったはずの主人公えみるが生活保護受給者を支援するケースワーカーに配属され、彼らのさまざまな人生に向き合い、戸惑いながら奮闘していく。
えみるを支える指導係で先輩ケースワーカーの半田明伸役に、大ヒットドラマ「アンナチュラル」(TBS系)のドSな解剖医・中堂系役も記憶に新しい井浦新。受給者やケースワーカーの甘えを許さない上司・京極大輝役に、放送中のドラマ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)も話題沸騰の田中圭。そして、第一話で、えみるが初めて深く関わる生活保護受給者・阿久沢正男役として遠藤憲一が出演する。
天堂きりん原作の恋愛ドラマ「きみが心に棲みついた」(2018・TBS系)に続き、漫画原作のドラマでヒロインを務める吉岡。前作でも下着メーカーの材料課勤務として多忙な日々を送る役どころだったが、新ドラマでは110世帯もの生活保護受給者を担当するケースワーカーに。吉岡は、不器用だが情に厚く、一生懸命なえみるに「えみるの気持ちはすごく分かります。他人なのだけど、人ごととは思えない部分があったり、成長段階だからこそ、器用に立ち回れなくて、とにかくがむしゃらにぶつかっていくところは共感できます」と深く共感を寄せている。
また、吉岡は井浦とdTVで配信されたドラマ「眠れぬ真珠」(2015)でも共演しており、「井浦さんは、デビューして初めてのドラマに出演した時に共演させて頂いたのですが、昔から大好きな方なので、今回ちゃんと対面してお芝居をする事がすごく嬉しいです」と再共演を喜んでいる。
脚本を「毒島ゆり子のせきらら日記」(2016・TBS系)、「コウノドリ」第2シリーズ(2017・TBS系)などの矢島弘一、演出を「黒革の手帳」(2017・テレビ朝日系)、「民王」(2015・テレビ朝日系)、「DOCTORS 最強の名医」シリーズ(2011・2013・2015・テレビ朝日系)などの本橋圭太が担当する。(編集部・石井百合子)
「健康で文化的な最低限度の生活」は7月より毎週火曜よる9時~9時54分、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送