『コナン』70億円突破!シリーズ最高興収を6年連続で更新
映画週末興行成績
4月13日に公開された人気アニメシリーズ最新作『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』が20日までの累計で動員552万6,858人、興行収入72億176万3,500円に達し、前作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が記録していた劇場版シリーズ最高興収記録(最終興収68億9,000万円)を超えた。これは同シリーズにとって6年連続での最高記録更新となる。(数字は配給元調べ)
【写真】大ヒット中!『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』より
劇場版シリーズの第22弾目である『ゼロの執行人』は21日に興行通信社が発表した土日2日間(5月19~20日)の全国映画動員ランキングでも6週連続で1位を獲得。『コナン』の劇場版シリーズが6週連続で同ランキングで1位に輝くのは今回が初めて。配給元の東宝は「公開から1か月以上経った今でも驚異の粘りを見せており、80億円突破も目指せる状況」としている。
同作は爆破事件の真相を追う江戸川コナンが、探偵、黒ずくめの組織のメンバー、公安警察というトリプルフェイス(3つの顔)を持つ男・安室透に振り回されながらも、逮捕された毛利小五郎の無実を証明しようと奮闘するストーリー。
コナンの声を担当している声優の高山みなみは「初のV6達成! 皆様のコナン愛が、夢のような記録を打ち立ててくださいました。感謝以外に言葉が見つかりません。本当にありがとうございます!」とコメント。「この快挙は、青山剛昌先生と、アニメ『名探偵コナン』にたずさわってきた、全てのコナンファミリーへの勲章です。これからも決して驕(おご)ることなく、初心を忘れることなく、でも常に新しい扉を開きながら、末永く皆様に楽しんで愛していただける世界をお届けしたいと思います。どうかその真実のコナン愛で、熱い応援をよろしくお願いいたします」とメッセージを送っている。
また、人気キャラクターの安室の声を務めている声優の古谷徹は「歴代劇場版『名探偵コナン』ナンバーワンの成績をおさめることができて、感無量です! 『から紅~』を超えなければというプレッシャーの下、万全のコンディションでアフレコに臨み、自分なりに会心の出来栄えと自負していましたが、結果がともなってホッとしました」と安心した様子。
「これも何度も観てくださったみなさんのおかげです! ありがとうごさいます。この作品は見所が満載で観るたびに新しい感銘を味わえるので、出来ましたら更に記録を伸ばせるようにみなさんのお力を貸してください!」と続けている。(編集部・海江田宗)
【2018年5月19日~20日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位
1(1)『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』:6週目
2(初)『ピーターラビット』:1週目
3(初)『のみとり侍』:1週目
4(初)『ランペイジ 巨獣大乱闘』:1週目
5(2)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』:4週目
6(3)『孤狼の血』:2週目
7(4)『ラプラスの魔女』:3週目
8(初)『GODZILLA 決戦機動増殖都市』:1週目
9(5)『さらば青春、されど青春。』:2週目
10(7)『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』:6週目