山田孝之&菅田将暉、連ドラ共演!本多孝好原案、デジタル遺品がテーマ
俳優の山田孝之と菅田将暉が、テレビ朝日系の7月期クールドラマ「dele(ディーリー)」(毎週金曜23時15分~)で主演を務めることが25日、明らかになった。2人が演じるのは依頼人の死後、不都合なデジタル記録を抹消することを生業とする青年で、それぞれをあて書きしたキャラクターだという。「ストレイヤーズ・クロニクル」「真夜中の五分前」などの作家・本多孝好が原案を手掛け、各話ごとに異なる脚本家が1話完結型のストーリーを展開する。
山田が演じるのは、原因不明の難病で下半身が麻痺状態となり、車椅子生活を送るフリーのプログラマー、坂上圭司。菅田は、足を使った業務を中心に、オフィスから出ない圭司のサポートをする何でも屋の真柴祐太郎に。2人が、デジタル遺品を抹消する任務を遂行する度にさまざまな問題に巻き込まれ、依頼人の人生とそこに隠された真相をひも解いていく。
山田と菅田は、ドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(2016※第1話、菅田はゲスト出演)、映画『何者』(2016)、『闇金ウシジマくん Part3』(2016)、『銀魂』(2017※山田は声優出演)などで共演。山田は、オファー時に惹かれたこととして「デジタル遺品」というテーマと同時に菅田との共演を挙げ、「菅田くんとは過去3回共演しましたが、いつかガッツリ共演してみたいと思っていたので、今回の設定はとても嬉しく思いました。まさか連続ドラマで実現するとは予想外でしたが」と念願かなっての本格的な共演に期待を寄せる。
一方、菅田も「山田さんはお芝居の最中はもちろん、意外と撮影合間に話す内容にヒントがたくさんある方。リハーサルをやってみて『ここはどうしようかな』と考えているとき、山田さんと話をすると、腑に落ちることがよくあります」と山田から刺激を受けている様子だ。
脚本には本多のほか直木賞作家の金城一紀をはじめ、映画『追憶』の青島武、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズの渡辺雄介、テレビドラマ「相棒」シリーズの徳永富彦らそうそうたる面々が集結。『脳男』『去年の冬、きみと別れ』などの映画監督として知られる瀧本智行が脚本のほか、テレビドラマ「BG ~身辺警護人~」などの常廣丈太と共に監督も務める。(編集部・石井百合子)
金曜ナイトドラマ「dele」は、7月より毎週金曜23時15分~24時15分、テレビ朝日系24局にて放送(※一部地域を除く)