山田杏奈、ドラマ初主演!「幸色のワンルーム」誘拐被害者の少女に
壮絶な復讐劇を描く映画『ミスミソウ』(上映中)での演技が話題となっている山田杏奈が、7月から始まる新ドラマ「幸色のワンルーム」(朝日放送)でドラマ初主演を務めることが明らかになった。山田は、誘拐されたことにより初めて幸せを知る14歳の少女を演じる。
【画像】再現度高い!山田杏奈主演「幸色のワンルーム」キャラビジュアル
同ドラマの原作は、2017年2月よりWebコミック誌「ガンガンpixiv」にて連載が開始され、ウェブの累計閲覧数2億8,000万を記録(2018年5月時点)したはくりの同名人気コミック。同年2月に発売された単行本も重版がかかるなど話題を集め、2017年6月から3か月にわたって開催された「第1回WEBマンガ総選挙」では3位にランクインしている。
家では両親から虐待され、学校では同級生からいじめを受けている14歳の少女が主人公の同作。ある日、マスク姿の男に誘拐されてしまう彼女だったが、その奇妙な同居生活こそが少女に生まれて初めての幸せを教えてくれることになる。誘拐犯の青年と“幸”と名付けられた被害者の少女のゆがんだ関係が描かれ、コミックには描かれていないドラマ版のオリジナルストーリーを織り交ぜながら、衝撃のラストへと向かっていく。
幸役には、『ミスミソウ』で映画初主演を果たし、ドラマやCMなどでも活躍を続ける山田が起用された。もともと作品のことを知っていたという山田は、「いつも原作を現場に持っていきます。シーン撮影の前にそのシーンの部分を読んでから演技をするようにしているんです。表情も原作を見てそれを再現できるように意識してやっています。マンガなので、たまに『こんな顔できるかな!?』というのもあるんですけど、“人間の限界”に挑戦して頑張っています(笑)」と意気込みをコメント。
誘拐犯の青年にふんするのは、ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」や映画『リバーズ・エッジ』などの上杉柊平。また、2人の生活に大きな影響を与えるクセのある登場人物を演じるのは、木下ほうか、雛形あきこ、戸塚純貴、わたなべ麻衣ら。アイドルグループ「=LOVE」の齊藤なぎさと佐々木舞香もドラマ初出演を果たす。
公開されたアンニュイな雰囲気のキャラクタービジュアルでは、手足に傷を負った山田が雑然と散らばった写真の上で横になり、上杉と手を重ね合わせている。原作の世界観を忠実にふまえたというビジュアルや、山田ら若手俳優のフレッシュな演技、ドラマオリジナルの展開など、今から期待が高まるばかりだ。(編集部・大内啓輔)
ドラマ「幸色のワンルーム」は、ABCテレビ(関西)7月8日放送開始(日曜よる11時35分~)、テレビ朝日(関東)7月7日放送開始(毎週土曜深夜2時30分~)