いか八朗さん、84歳で死去『テルマエ・ロマエ』などに出演
映画『テルマエ・ロマエ』などさまざまな映像作品に出演していたいか八朗さんが28日、84歳で亡くなったことを所属事務所である「Eja9(いいじゃナイン)」が公式サイトで明らかにした。
【写真】いか八朗さん出演、映画『テルマエ・ロマエII』(2014年のイベントにて撮影)
いか八朗さんは1934年4月12日生まれの高知県出身。芸人として劇場で活躍したのち、俳優に転身して映画や舞台、ドラマに数多く出演した。いか八朗という芸名は、プロボクサーでコメディアンのたこ八郎さんに名付けてもらったもの。近年では阿部寛主演の映画『テルマエ・ロマエ』の銭湯にいる老人・三郎役など、かわいらしい見た目で愛されてきた。
公式サイトでは、「突然の事でびっくりされる方もいらっしゃると思いますが、寂しいご報告がございます。『かわいいおじいちゃん。』とみなさまが可愛がってくださった、愛してくださった いか八朗(本名 近藤角吾) 5月28日10時3分に息をひきとり、天国のテルマエに旅立ちました」と報告した。「眠っているような安らかなお顔で呼吸と心臓が止まっていたそうです」といかさんの最期についても明かしている。
所属事務所は、「お時間がございましたらいか八朗のお顔を見に来ていただければ幸いです」と6月2日にお通夜を、3日にお別れ会を東京・江古田斎場で行うことを発表した。(編集部・梅山富美子)