リース・ウィザースプーン主演『キューティ・ブロンド』第3弾が進行中!
コメディー映画『キューティ・ブロンド』シリーズ第3弾の企画が進行中であることが明らかになった。映画スタジオのMGMが、まもなく主演のリース・ウィザースプーンと契約を結ぶところだとDeadlineなどが報じた。
『キューティ・ブロンド』(2001)は、ポジティブで派手好きなブロンド美女エル・ウッズ(リース)を主人公にしたヒット作。政治家志望のボーイフレンドから「ブロンドすぎて議員の妻にふさわしくない」と振られてしまったエルが、猛勉強して彼と同じ一流ロー・スクールに入学し、周囲のあざけりをものともせず頭角を現していくさまを描いた。第2弾『キューティ・ブロンド ハッピーMAX』(2003)のほか、2009年にはエルのいとこの双子の姉妹を描いたスピンオフ(邦題は『キューティ・ブロンド3』)も制作されている。
シリーズ第3弾には製作陣もオリジナルメンバーが集結するといい、第1弾を手掛けた脚本家のカレン・マックラー・ラッツ&キルステン・スミスとの交渉も最終段階に入っているという。このまま話がまとまれば、製作にはシリーズを手掛けてきたプロデューサーのマーク・プラットに加え、リースもハロー・サンシャイン(女性のフィルムメイカーを支援することを目的としたリースの制作会社)を通して参加することになる。
2015年に米トーク番組「ファッショナブリー・レイト」に出演したリースは、「エル・ウッズが最高裁判事になったり、選挙に立候補したりするなんてクールじゃない? 最近のエルが何をしているのか、そろそろ知るときだと思う」と第3弾の制作に乗り気な姿勢を見せていた。女性のエンパワーメント(力を獲得すること)が叫ばれる現代に、エルはぴったりなヒロインといえそうだ。(編集部・市川遥)