『スーサイド・スクワッド』ジョーカー単独映画の制作決定!
映画『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・レトーが演じたジョーカーの単独映画が制作されることが明らかになった。ジャレッドがタイトル未定の同作で、主演と製作総指揮を務めることになったとEW.comなどが報じた。
【画像】ぶっ飛びカップル!『スーサイド・スクワッド』でのジョーカー&恋人ハーレイ・クイン
『スーサイド・スクワッド』は、DCコミックスの人気悪役たちが減刑と引き換えに、危険な任務に挑む部隊“スーサイド・スクワッド”を結成して悪対悪のバトルを繰り広げるアクション映画。オスカー俳優のジャレッドがジョーカーを演じるとして話題を呼んでいたが、完成版には彼のシーンは10分程度しかなく、メガホンを取ったデヴィッド・エアー監督が「もしタイムマシンがあれば、過去に戻ってジョーカーをメインの悪役にして、もっと地に足のついた物語にしただろう」と後悔の気持ちをツイートしたこともある。
ストーリーの詳細は伏せられているが、米ワーナー・ブラザースは今回のジョーカー単独映画で『スーサイド・スクワッド』で作り上げた世界を広げ、同作からさらなるスピンオフ映画を作るきっかけにしたいと考えているとのこと。すでに『スーサイド・スクワッド』でマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クイン(ジョーカーの恋人)の単独映画『バーズ・オブ・プレイ(原題) / Birds of Prey』と、『スーサイド・スクワッド』続編の制作も決まっている。いずれも公開日は発表されていない。
また、ワーナーは『スーサイド・スクワッド』『ジャスティス・リーグ』『ワンダーウーマン』などが属するDCエクステンデッド・ユニバースを拡大させる一方で、新たなブランドでもDC映画を展開していく予定(これにより、DCの人気ヒーローや悪役たちを新たな俳優でも描くことが可能に)。その第1弾として企画されているのが“ジョーカー誕生の物語”で、こちらはホアキン・フェニックスが主演交渉中で、『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップスが監督を務めることになっている。(編集部・市川遥)