FPS×客観映像で描くSF映画『リディバイダー』冒頭映像が公開!
現実世界と地球をコピーしたもう一つの世界を舞台にしたSF映画『リディバイダー』より、2つの視点で展開される本編の冒頭8分間を含む特別映像が公開された。
本作は、エネルギー枯渇問題に直面した近未来が舞台。人類は地球をコピーした複製世界(エコーワールド)からエネルギーを供給していたが、2つの世界をつなぐタワーが暴走し異常現象が発生する。地球崩壊のカウントダウンが迫る中、元宇宙飛行士の主人公ウィルが地球を救うため複製世界へと足を踏み入れる。
現実世界を“客観視点”、複製世界(エコーワールド)をウィルの“一人称視点”(FPS)で描いている本作。本編の冒頭では、二つの世界をつなぐエネルギータワーが起動する様子が描かれる。エネルギー不足問題が間もなく解決されるとテレビ中継も行われる中、ウィルとその家族は、現実世界と複製世界が繋がる歴史的瞬間を目の当たりにする姿が収められている。
ところが舞台は突如、複製世界に切り替わり、一人称視点の映像が展開。複製世界では文字は反転し、画面にはウィルのステータス表示が現れる演出となっており、まるでゲームをプレイしているかのような映像体験が広がる。謎のREDIVIDER(リディバイダー)ボックスを手に、ウィルは戦争が起きた後のような荒廃した世界を進んでいく……。地球滅亡が迫る緊迫した状況を、主人公と同じ目線から体験できる新感覚のSF作品となっている。
『美女と野獣』(2017)の野獣役や海外ドラマ「レギオン」で知られるダン・スティーヴンスが主人公ウィルを演じ、『007 スカイフォール』(2012)でボンドガールを演じたベレニス・マーロウが参加している。VFXアーティストのティム・スミットが監督を務めている。(編集部:倉本拓弥)
映画『リディバイダー』は6月9日より新宿シネマカリテ他にて全国順次公開