ウディ・ハレルソンがジョンソン大統領役『LBJ ケネディの意志を継いだ男』10月公開
ウディ・ハレルソンが第36代アメリカ合衆国大統領リンドン・ベインズ・ジョンソンを演じた映画『LBJ(原題)』の邦題が『LBJ ケネディの意志を継いだ男』に決まり、10月6日より全国で順次公開されることになった。
【写真】『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ワールドプレミアでのウディ・ハレルソン
史実に基づき、『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督がメガホンを取った本作は、ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件直後にアメリカ大統領に就任したジョンソンに焦点を当てた政治ドラマ。北東部出身のエリートでルックスにも定評のある人気者ケネディに対し、南部出身の田舎者でなまりの強いがさつな男として、マスコミに対比のネタにされていたジョンソン。憧れと嫉妬の対象だったケネディ亡き後の予期せぬ大統領就任で、のしかかるプレッシャーと不安をはねのけ、どのようにして公民権法成立という偉業を成し遂げたのか。大統領退任前にはベトナム戦争を長引かせ、ケネディ暗殺関与の疑いやスキャンダルなどさまざまな憶測のあったジョンソンだが、ライナー監督は、ジョンソン大統領の知られざる政治手腕と苦悩の両方を、公民権運動時代の中に描いた。
オスカーノミネート3回の実績を誇る演技派ウディは、ジョンソン本人の発言や行動を調べ、話し方やしぐさをマスターして役に挑んだ。共演は、『シェイプ・オブ・ウォーター』のリチャード・ジェンキンスや、ジェニファー・ジェイソン・リー、ジェフリー・ドノヴァンなど。ケネディ暗殺事件後に大統領専用機エアフォースワンの機内で行われた有名なシーンで、大統領就任宣誓の様子を捉えた劇中カットも今回公開された。(編集部・小松芙未)