タランティーノ新作にダコタ・ファニング出演!
『キル・ビル』シリーズのクエンティン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題) / Once Upon a Time in Hollywood』にダコタ・ファニングが出演すると、Deadlineほか各メディアが報じている。
1969年のロサンゼルスを舞台に、カルト集団「マンソン・ファミリー」が実際に起こした「シャロン・テート殺害事件」を題材にした本作。西部劇で人気を博した俳優リック・ダルトンと、彼のスタントダブルである相棒のクリフ・ブースが、再び名声を手に入れるためにリックの隣人である女優シャロンを利用しようとするも、殺害事件に巻き込まれることになるさまを描く。リックをレオナルド・ディカプリオ、クリフをブラッド・ピットが、それぞれ演じることで話題となっている。
妹のエル・ファニングと共に人気女優として活躍するダコタ。最近は、ショートフィルム『ハロー・アパートメント(原題)/ Hello Apartment』の監督や、女優キルスティン・ダンストがプロデュースする新作『ザ・ベル・ジャー(原題)/ The Bell Jar』で主演・製作を担当するなど製作側にも挑戦している。本作で彼女は、カルト集団の一員で、後にジェラルド・フォード元米大統領の暗殺を試みるリネット・フロムを演じるという。
また同サイトは、ダコタの他に、「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリー、『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュ、「HOMELAND」のダミアン・ルイスの出演が決定したとも報じている。ルークはスコッティ・ランサーというキャラクターを、エミールはスタイリストのジェイ・セブリングを、ダミアンは名優スティーヴ・マックイーンをそれぞれ演じるという。
本作には、マーゴット・ロビー、ティム・ロス、カート・ラッセルなど豪華俳優陣の出演も決定しており、ますます期待が高まる作品となっている。2019年8月9日全米公開予定。(編集部:倉本拓弥)