志尊淳、復興のシンボルとなる福島県いわき市の映画館に登場!
映画『劇場版 ドルメンX』の初日舞台あいさつが15日、福島県にあるポレポレシネマズいわき小名浜で行われ、キャストの志尊淳、浅香航大、小越勇輝、玉城ティナ、桐山漣、野性爆弾のくっきーこと川島邦裕、小室直子監督が登壇した。
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この日は、同映画館が入るイオンモールいわき小名浜のグランドオープン当日。同施設は、東日本大震災で甚大な被害を受けた福島県いわき市の小名浜地区の復興のシンボルとして、災害に強い防災モールの役割も果たす場所となる。
「映画『劇場版 ドルメンX』が、このポレポレシネマズいわき小名浜さんのこけら落とし作品として幕を開けられたことをとてもうれしく思います」とあいさつをした主演の志尊。福島県のいわき市について「実は、僕のおばあちゃんがいわきの人で。毎年、スパリゾートハワイアンズに遊びに来ていました」と感慨深げに話し、「(福島の名物である)凍天(しみてん)が好きです」と笑みを浮かべると、客席からうれしそうな歓声が上がった。また、桐山も「身近な友達がいわきに住んでいるのでうれしい」、小越は「小学校くらいのときに、福島の旅館に泊まって卓球したことを覚えています」とそれぞれが福島の思い出を話した。
いわき駅前にある映画館「ポレポレいわき」の館主である、株式会社名画座代表取締役の鈴木修典さんの「地元に根付く映画文化を絶やさないため」という思いのもと、駅前の映画館は残したまま、新たにオープンとなった劇場は、9つのスクリーンを持つ県内最大級のシネマコンプレックス。「駅前では、車に乗れないシニア層向けの作品やアート作品、このイオンでは家族向けの作品を主に上映作を分けながらやっていきたい」と話す支配人の山崎寛志さんは「今日、この映画のキャストの皆さんに舞台あいさつをしていただいたことで、普段駅前の劇場にいらっしゃらない女子高生や、若い世代の方々がたくさんいらっしゃったことはとてもうれしいです」とにっこり。震災から7年が経ち、地域の人々に元気と笑顔を届けていくこととなる映画館は、女性たちの明るい歓声で幕を開けた。(取材・文:森田真帆)
『劇場版 ドルメンX』は全国公開中