ブラック・ウィドウ単独映画の監督候補が明らかに!
マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズなどで女優スカーレット・ヨハンソンが演じている女性ヒーロー、ブラック・ウィドウを主人公に描く新作映画の監督候補が明らかになった。Deadlineが報じている。
ブラック・ウィドウも活躍!『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』予告編
女性ヒーローを描くとあって、マーベルスタジオは女性監督を起用しようとしており、今回明らかになった3名の候補も全て女性。1人目は、第85回アカデミー賞外国語映画賞のオーストラリア代表作品にもなった『さよなら、アドルフ』などの監督&脚本家のケイト・ショートランド。そして、女優としても英国のテレビドラマで活躍する一方で、『ベル ~ある伯爵令嬢の恋~』などの監督を務めたアマ・アサンテに、第33回サンダンス映画祭で話題になった『ノビシエイト(原題) / Novitiate』のマギー・ベッツ。同サイトによると、この3人がマーベルスタジオの社長ケヴィン・ファイギと主演のスカーレットと面会したばかりだという。なかでもケイトが最有力とみられている。
高い運動能力を誇る魔性のスパイであるブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ。スカーレット演じるブラック・ウィドウは2010年の『アイアンマン2』で初登場して以来、人気を誇り、多くのファンが彼女の単独映画を望んできた。マーベルスタジオは本作の製作を正式発表してはいないものの、ディズニーの短編『アナと雪の女王/家族の思い出』などのジャック・シェイファーが脚本を手掛けると伝えられていた。監督候補も明らかになったことで、水面下では着実に進行していると言えそうだ。
マーベルスタジオは本作のほかにも、オスカー女優ブリー・ラーソンが主演を務める映画『キャプテン・マーベル(原題) / Captain Marvel』(全米公開2019年3月8日予定)や、イスラム教徒の女性ヒーロー、ミズ・マーベルを描く映画など、女性ヒーローの映画にも力を入れている。(編集部・石神恵美子)