麻生久美子「時効警察」以来11年ぶりテレ朝ドラマ出演
女優の麻生久美子が、山田孝之&菅田将暉主演の連続ドラマ「dele(ディーリー)」(7月27日スタート・毎週金曜23時15分~)で、「帰ってきた時効警察」以来11年ぶりにテレビ朝日系ドラマにレギュラー出演することが22日、わかった。麻生は、デジタル遺品の抹消を生業とするプログラマー・圭司(山田)の姉にふんする。
【写真】山田孝之&菅田将暉「dele(ディーリー)」ビジュアル
車いす生活を送る圭司と、彼の足となりサポートするフリーランスの何でも屋・祐太郎(菅田)のコンビが、クライアントからデジタル遺品の抹消を請け負いさまざまな問題に巻き込まれていく本作。麻生演じる圭司の姉・坂上舞は、2人を引き合わせ、協力者として関わっていく弁護士という設定だ。
麻生にとって本作は、オダギリジョーの相手役を務めた大ヒットドラマの続編「帰ってきた時効警察」から、11年ぶりのテレ朝ドラマ出演。「『時効警察』からもう11年も経ったという事実に驚きましたが、また金曜ナイトドラマに帰って来られて、すごく嬉しいです。最初にお話をいただいたときにとても面白い企画だったのと、主演のお二人に惹かれて、是非やらせていただきたいと思いました」と11年の経過を振り返るとともに、出演に至った経緯を明かす。
なお、麻生は2010年公開の映画『シーサイドモーテル』で山田と、2013年放送のテレビドラマ「泣くな、はらちゃん」(日本テレビ系)で菅田と共演。2人との再共演に以下のようにコメントしている。
「山田孝之さんは以前、映画で一瞬ご一緒したことはありましたが、ちゃんとお芝居をするのは今回が初めてです。山田さんの作られる独特の空気感に最初は少し緊張しましたが、それ故に、なんて良い雰囲気の現場なんだろうとワクワクもしました。山田さんの圭司、ずっと見ていたい(早口の台詞をずっと聞いていたい)くらいとても魅力的です」
「菅田将暉さんは以前ドラマで、姉弟役でご一緒させていただいたことがあります。今回もまた、とても面白く、また実在感のあるお芝居をされていて見ていてとても楽しいです。そして、場を盛り上げてくれるムードメーカーでもあり、すごく気遣いのできる方なので、現場の居心地がとても良いです」
敏腕の弁護士という設定ゆえに説明ゼリフも多く、撮影は大変だというが「とてもやりがいを感じています」と充実している様子だ。(編集部・石井百合子)
金曜ナイトドラマ「dele(ディーリー)」は、7月27日より毎週金曜23時15分~24時15分、テレビ朝日系24局にて放送(※一部地域を除く)