ルーカスフィルム、SWスピンオフ製作一時中断報道は不正確
『スター・ウォーズ』のスピンオフシリーズ製作の一時中断報道について、ルーカスフィルムは不正確なものであると ABC News にコメントした。
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ルーカスフィルムは、2016年から『スター・ウォーズ・ストーリー』という副題でスピンオフ作品を展開。これまで『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』を製作してきた。先日、そのスピンオフ作品シリーズについて、ルーカスフィルムが一時製作を保留するというニュースが報じられた。その原因には、5月25日に全米公開された『ハン・ソロ』(日本公開6月29日)の興行成績が、他のスター・ウォーズ作品と比較して低かったことが挙げられていた。
しかし、ルーカスフィルムは ABC News に対して、今回の報道は不正確であると共に、公式には発表されていない幾つかのスター・ウォーズ作品は、現在も企画が進んでいることを明かしたという。これらは、既に発表があったライアン・ジョンソンがプロデュース予定の新3部作、並びに「ゲーム・オブ・スローンズ」のデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが手掛ける3部作とは、別で製作が進められているとのこと。
公式発表はないものの、オビ=ワン・ケノービやボバ・フェットのスピンオフ作品が進行中だという報道もされており、先日、ボバフェット単独映画の監督・脚本候補に『LOGAN/ローガン』を手掛けたジェームズ・マンゴールドが挙がっていた。
ルーカスフィルムは現在、J・J・エイブラムスが監督を務める『スター・ウォーズ/エピソード9(仮題)』の製作に取り組んでいる。同作は2019年12月20日の全米公開予定となっている。(編集部:倉本拓弥)