『ベイビー・ドライバー』監督の次回作は米バンド・スパークスのドキュメンタリー!
映画『ベイビー・ドライバー』などのエドガー・ライト監督の次回作は、米ポップバンド・スパークスのドキュメンタリー映画になるとIndieWireが報じた。
『ベイビー・ドライバー』ではカーアクションと音楽の見事な融合で多くの人々を魅了し、スマッシュヒットを飛ばしていたライト監督。それだけに、次回作への期待も高まっていた。そして今回、米ポップバンド・スパークスのドキュメンタリー映画を手掛けていることが明らかになった。スパークスは、1968年にメイル兄弟(兄ロンがキーボード、弟ラッセルがボーカル)によってロサンゼルスで結成されたポップバンド。兄弟の対照的なパフォーマンスと多様な音楽スタイルでカルト的人気を集めている。
1979年に英BBCの生放送音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」で彼らの演奏を見てからずっとファンだったいうライト監督。すでにドキュメンタリー映画の製作に着手しており、ライト監督は「すでに5月下旬にロンドンで行われた彼らのコンサートを撮影してあるんだ。残りはこれからで、今はアーカイブを念入りにチェックしているところ」と製作状況についても同サイトに語っている。
ライト監督は音楽関連のプロジェクトをこれまでにも手掛けており、米ミュージシャン・ベックの「Colors」やファレル・ウィリアムスがダフトパンクとコラボした「Gust Of Wind」などのミュージックビデオの監督を務めている。(編集部・石神恵美子)