「タイムレス」また打ち切り
一度キャンセルされ、ファンの声で復活した米テレビドラマ「タイムレス」が、再び打ち切りになったと The Hollywood Reporter などが報じた。
5月13日にアメリカで放送された第2シーズンの最終エピソードは、大きな疑問を残したクリフハンガー(続きを期待させるような手法)で終了していたため、製作側は2時間のテレビ映画で締めくくることを考えているそう。ただ、キャストの出演契約がもうすぐ切れるとのことで、テレビ映画が決まれば、再び出演交渉からスタートしなければならないという。
クリエイターのショーン・ライアンは「今日という日は、『タイムレス』の脚本家、俳優、スタッフ、そして視聴者にとって残念な日になってしまった」とツイート。番組には誇りを持っており、この番組で歴史に興味を持ってくれた人、ストーリーで描かれた多様性の受け入れにインスパイアされた人など、影響を与えられたことをうれしく思うとコメントしている。
もう一人のクリエイター、エリック・クリプキによると、Sony TV はNBC局以外での継続も模索したらしいが、うまくいかず、2時間のテレビ映画が一番実現可能だろうとTwitterで述べた。(澤田理沙)