マーベル社長『スパイダーマン』続編タイトルには複数の意味があると言及
マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが、『スパイダーマン:ホームカミング』続編のタイトルについて、Comic Book のインタビューで言及。タイトルには複数の意味があることを明かした。
『ホームカミング』続編のタイトルといえば、先日、主演のトム・ホランドがInstagram上で「Spider-Man:Far From Home」と書かれた脚本を公開。同サイトによると、ケヴィンはこれが続編のタイトルであることを認めたという。
ケヴィンよると、この『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(原題)/ Spider-Man:Far From Home』というタイトルは、続編で主人公ピーター・パーカーが繰り広げる物語に関連しているという。また、シンプルに『ホームカミング2』というタイトルではないのは、“ホーム”という言葉に複数の意味を持たせるためということも明かした。「我々は、(続編のタイトルを)もちろん気に入っているよ。それは単に同じ“ホーム”という言葉を使っているからではなく、その言葉によって、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版のスパイダーマンに、二つの意味を持たせたかったからだ。つまり『Far From Home』というタイトルには、複数の意味が込められているんだ」。
前作のタイトルは、アメリカの高校や大学の卒業イベントである「ホームカミング」と、ソニーが映画化の権利を所有していたスパイダーマンがMCUへの帰郷(ホームカミング)という、二つの意味合いがあると言われている。続編のタイトルを直訳すると、「家から離れる」という意味になる。今回のインタビューでケヴィンは、推測が大好きだとも話していることから、前作同様、タイトルに何か秘密が隠されているかもしれない。
タイトルについて語ったケビンだが、内容については口を閉ざしたまま。どのような展開が待ち受けて、どんな敵が登場するのか、公式情報は明かされなかった。業界メディアは、スパイダーマンがニューヨークだけでなく、世界を駆け巡るストーリーが展開されているのではないかとも報じており、また、本作の悪役ミステリオにジェイク・ギレンホールが出演交渉にあるという報道も出ている。撮影は今夏よりロンドンで行われ、2019年7月5日全米公開を予定している。(編集部:倉本拓弥)