上川隆也が誘拐事件追う刑事に!主演ドラマ予告編で熱演披露
9月23日よりスタートする上川隆也主演のWOWOWドラマ「連続ドラマW 真犯人」の予告編で、昭和の誘拐事件を追う刑事にふんした上川の鬼気迫る演技が一部公開された。昭和49年に起こった誘拐事件を機に、時効成立1年前の昭和63年、新たな殺人事件が起こった平成20年と、3つの時代が交錯していく本作で、上川は刑事の34年間を演じている。
江戸川乱歩賞受賞作家・翔田寛の同名小説に基づく本作は、静岡県の国道高架下で殺された須藤勲(尾美としのり)の事件と、34年前に須藤の幼い息子が死亡した誘拐事件、2つの事件に秘められた真相を描くサスペンス。「BG ~身辺警護人~」の木村拓哉演じる主人公の上司役が話題になり、「執事 西園寺の名推理」、7月スタートの「遺留捜査」第5シリーズなどテレビドラマ主演が相次ぐ上川が、主人公の刑事・重藤に。ノンキャリアながら警視まで昇進した、たたき上げの刑事という役どころだ。
公開された予告編に収められているのは、昭和と平成、時代を超えて捜査に奮闘する刑事たちの姿。重藤が雨が降りしきる中「あなたのしたことは何ですか。それが警察官のすることですか」と静岡県警本部長の榛康秀(高嶋政伸)に詰め寄る姿や、榛に「刑事としての本分をまっとうすることしか頭にありません」と宣言する姿など、上川の迫真の演技に引き込まれる。
平成の須藤殺害事件を担当し、事件解決に至らなかった重藤らの思いを継承する刑事・日下に、テレビドラマ「ブラックペアン」の外科医役が記憶に新しい小泉孝太郎、誘拐事件の遺族・理恵に大河ドラマ「西郷(せご)どん」の芸妓・おゆう役が話題の内田有紀がふんする。(編集部・石井百合子)
「連続ドラマW 真犯人」は9月23日22時よりWOWOWプライムにて放送(全5話・第1話無料放送)