エヴァ新幹線、「シンカリオン」に変形!運転士・碇シンジの声に緒方恵美
テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」(TBS系・毎週土曜7時~7時30分)の8月11日放送・第31話で、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」から生まれた新幹線「500 TYPE EVA」がシンカリオンに変形することが2日、発表された。運転士は「エヴァ」の主人公・碇シンジで、アニメでシンジの声を担当した緒方恵美が声優を務める。
新幹線「500 TYPE EVA」は、2015年にJR西日本山陽新幹線の全線開業40周年と、「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ放送開始20周年を記念して始動した「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」から生まれた車両(2018年5月13日運行終了)。「エヴァ」の庵野秀明監督が監修、メカニックデザイナー・山下いくとが車両デザインを手掛けた。「シンカリオン」5月5日放送の第17話に登場し、「エヴァ」をオマージュしたシーン、主題歌「残酷な天使のテーゼ」やBGMが話題になった。
「500 TYPE EVA」の運転士・碇シンジの声を担当する緒方は、このコラボについて「ゲームコラボは数あれど、アニメがコラボする時代になったんだなあと! 一報が流れた時にはまだ(シンジ役の)オファーを頂けていなかったので、違う方になるのかなと思ったんですけど、忘れたころに頂けてうれしかったです(笑)」とコメント。
「シンカリオンの世界」ならではのシンジについて以下のように述べている。「台本に描かれているシンジが、いつもよりお兄さんな感じでしたので少し大人にしたつもりだったんですが、音響監督の三間さんに『ハヤトより頼りなく聞こえるのでもっとしっかり』『ふわっと笑わず、ニヒルに』と言われてしまい……(笑)。『あんまりしっかりしてないキャラなんです……』と申告し、作品に合わせて間をとらせて頂きました。おかげで普段よりはパキパキ喋る、『しっかりシンジ』になれた……かな? ……と、思います……たぶん(笑)」。
「シンカリオン」は、実在する新幹線から変形する巨大ロボット。その「シンカリオン」と高い適合率を持つ速杉ハヤトら子どもたちが運転士となり、研究所員ら大人たちと力を合わせて強大な敵に立ち向かうストーリー。(編集部・石井百合子)