盲目の少女と姿なき青年の恋模様『エンジェル、見えない恋人』ポスター&場面写真公開
姿が見えない青年と、盲目の少女の恋を描くベルギー映画『エンジェル、見えない恋人』のポスターが公開された。ミステリアスながらも、二人の関係性が伺えるロマンティックなビジュアルとなっている。ポスターと合わせて、三人の女優が演じたマドレーヌの場面写真も公開された。
主人公は赤髪がトレードマーク!『エンジェル、見えない恋人』場面写真
本作は、目に見えない存在として生まれた青年エンジェルと、盲目の少女マドレーヌが、心惹かれ合いながら成長していく姿を描くロマンス。主人公マドレーヌ役には、長編映画初主演となるフルール・ジェフリエが抜擢され、青年に惹かれていく少女を熱演している。公開されたポスターには、「ふたりにだけ、見える愛がある」というキャチコピーのもと、雨の中壁にもたれかかる少女と、赤い傘が宙に浮いている様子が描かれている。
また本作では、幼少期から成長していくマドレーヌを、三人の女優が演じており、場面写真には、フルールを含む女優たちが演じたマドレーヌの姿が収められている。監督のハリー・クレーヴェンは、マドレーヌには赤毛で碧眼(へきがん)というイメージがあったと語っており、気品と威厳を兼ね備えた女優をキャスティングすることにこだわったという。その結果、選ばれたのが、フルール、マヤ・ドリー、ハンナ・ブードローの三人。監督の期待に応えるかのように、彼女たちは赤毛の少女を見事に体現している。二人の恋模様と共に、マドレーヌが成長していく姿にも注目だ。
製作総指揮は『神様メール』などを手掛け“ベルギーの至宝”とも呼ばれる映画監督のジャコ・ヴァン・ドルマルが担当している。(編集部:倉本拓弥)
映画『エンジェル、見えない恋人』は10月13日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開