内田有紀&ブラマヨ小杉、キャラの成長に笑顔 『アントマン&ワスプ』イベント
女優の内田有紀とお笑い芸人の小杉竜一(ブラックマヨネーズ)が8日、都内で行われた『アントマン&ワスプ』就任式イベントに出席。前作『アントマン』(2015)に引き続き、そろって日本語吹き替え版に参加しているが、内田は小杉のお腹が前作の時より大きくなっていることに驚きの表情。「前作より出ています。もう心配」とため息をこぼして会場を笑わせた。
バツイチ、無職、前科持ちで、離れて暮らす愛娘だけが生きがいのスコットが脅威のスーツを手に入れたことで、最強ヒーロー・アントマンになり活躍する本作。内田はアントマンとバディを組むホープ・ヴァン・ダイン(ワスプ)の声を、小杉はアントマンを支える友人で元泥棒の経験を生かして警備会社の社長に就任したルイスの声を担当している。
前作からキャラクターがパワーアップし、ホープは女性ヒーローのワスプに就任。そして今作でマーベル初の女性タイトルロールになった。そんなホープの飛躍に内田は「すごいことです。びっくりしました」と話しつつ、「前作と全く違う様子の声をたくさん入れさせてもらって、アフレコがいろいろ大変でした」と照れ笑い。苦労も多かったが、新たな発見もあったという。
「鼻をすするとか声優の方はとても上手に演じられるんですけど、わたしは技術がなくて……。(アフレコ中に)いろんな発見がありました。アクションのシーンの時は殴られた感じの『うっ!』がほしいと言われて、まさにイメージ力の勝負だなって。感情的になるところも表現がいろいろ。なんかちょっと楽しかった」。
ルイス役の小杉も「まさか元泥棒から社長になっているとは」とルイスの出世に感慨深げで、「ちょっと天真爛漫(らんまん)なルイスが社長になったことで責任感が芽生えて、そこに感動しております」とコメント。長セリフが多く、話のリズムがすごくいい役どころでもあり、役作りについては「スタッフの方と二人三脚で作った」と紹介した。(取材・文:名鹿祥史)
『アントマンアンド&ワスプ』は8月31日より全国公開