生誕25年「X-ファイル」最新シーズン特典映像が一部公開
日本でも一世を風靡したテレビドラマ「X-ファイル」の最新シーズン「X -ファイル 2018」から、本作についてクリエイターたちが証言した、ブルーレイに封入される特典映像の一部が公開された。
企画・製作総指揮のクリス・カーターが、1993年に本作をスタートさせてから25年。通算11シーズン目となる本作では、モルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)が、前作「X-ファイル 2016」から続くストーリーを中心に、再び未解決事件に挑む姿を描く。
映像では、クリスをはじめ、同作にシーズン1から携わるスタッフたちが、最新作のテーマについて証言。クリスは、陰謀論を追ってきたシーズンを貫くテーマについて語っている。「今は“ポスト陰謀”の時代に突入している。真実が脅かされている。これは全ての物語のテーマでもあるのさ」
脚本・監督のグレン・モーガンも、「何が真実なのか誰もが惑わされている」と語り“フェイクニュース”など情報操作の危機が身近になった現代においては、真実さえもあやふやになっていること、その危うさが、登場人物たちにも不安の影を落とすことを明かしている。
またクリスは、シリーズ全体を通して政府とエイリアンの陰謀にまつわる“ミソロジーエピソード”に言及。「25年前に始めたものを、今回で終わらせるんだ」と意味深なコメントを残しており、かつてシリーズに熱中したファンにとっても、気になる結末が用意されていることをほのめかしている。
本作には、スキナー捜査官、スモーキング・マン、ローン・ガンメンを含む懐かしのキャラクターたちも登場。パッケージ化にあたって、日本語吹き替え音声は、前回に引き続きモルダーとスカリーを小杉十郎太&相沢恵子が吹き替えたバージョンと、風間杜夫&戸田恵子が吹き替えたバージョンの2種類が収録される。
「X -ファイル 2018」は7月18日発売 ブルーレイBOX:希望小売価格1万円+税/DVDBOX:希望小売価格8,000円+税 デジタル配信中