今夜『時をかける少女』放送!金ローの新オープニングにも注目
映画『時をかける少女』が20日、金曜ロードSHOW!にて放送される。本作の監督を務め、最新作『未来のミライ』が公開を迎えた細田守監督は、今回の放送から新しくなる金曜ロードSHOW!のオープニング映像を手がけていることも注目を浴びている。
『時をかける少女』は、筒井康隆の名作「時をかける少女」を、新たな構想で製作した作品。原作から数十年後を舞台に、原作の主人公・芳山和子の姪である紺野真琴をヒロインに、新しい「時かけ」が描かれた。
野球が好きなごく普通の高校生・真琴は、時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れる。「タイムリープ」を使い、妹に食べられたプリンを取り返し、調理実習の失敗を同級生に押し付け、カラオケを半永久的に楽しむなど好き放題。しかし、ある日、「なかったこと」にしたいできごとが起こり、真琴は時間を何度も行き来することに。その後、時間を散々操作したせいで、思わぬ事態が発生してしまう。
主人公・真琴の声を担当したのは、公開当時16歳だった女優の仲里依紗。仲は、2010年に公開された実写映画『時をかける少女』(2010)で主演を務めている。同作で仲は、原作の主人公の和子の娘であるあかり役を担当していた。
細田監督は、今作を皮切りに『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』と数々のヒット作を生み出してきた。3年ぶりの新作である『未来のミライ』は、4歳の男の子・くんちゃんと、未来からやってきたくんちゃんの妹・ミライちゃんが冒険に旅立つ物語となる。(編集部・梅山富美子)