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「ウォーキング・デッド」リック役アンドリュー・リンカーンが自ら卒業発表

自ら卒業を発表したリック役のアンドリュー・リンカーン
自ら卒業を発表したリック役のアンドリュー・リンカーン

 現地時間20日、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のキャスト陣が、アメリカ・サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナル内パネルディスカッションに出席。主人公リック役のアンドリュー・リンカーンが、自ら今秋放送予定のシーズン9で番組から卒業することを認めた。

【画像】来日したアンドリューら「ウォーキング・デッド」キャスト

 アンドリューの降板はすでに各メディアで報じられていたこともあり、6,500人を収容するパネル会場は満席。ステージに登壇したアンドリューは、「みんな、今回が僕のラストシーズンになるか聞きたいと思う」と切り出し、シーズン9が最後のシーズンになることを認めると、ファンからは「No!」の声が響いた。

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 「今回が僕の最後のシーズンになる。この番組を愛している。僕の全てだと思っているよ。番組を作っているみんなが大好きだ。そして何より、番組を見てくれているみんなを愛している」

 続けて、「本当に、心から今回のシーズンに興奮しているんだ。パイロット版から振り返っても、特に大好きと思えるエピソードが2話ある」と新シーズンへの自信をのぞかせたリンカーン。ファンとの質疑応答で、今後について聞かれると、「長めの休みを取るよ。ここにいる仲間やロケ地のアトランタにいる人々は、家族のようなものだけど、僕には本当の家族もいるからね。家に帰る時が来たんだ」と落ち着いた様子で語った。

 この日は、ダリル役のノーマン・リーダス、ミショーン役のダナイ・グリラ、マギー役のローレン・コーハン、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガン、監督のグレッグ・ニコテロ、製作総指揮のロバート・カークマン、新プロデューサーのアンジェラ・カングらが出席。パネルの終盤には、ノーマンの音頭で、会場の全員がスタンディングオベーションでアンドリューの功績をたたえた。

画像テキスト
ノーマン・リーダス、アンドリュー・リンカーン、ジェフリー・ディーン・モーガン

 また、パネルではシーズン9の予告編も上映。映像では、前シーズンから時間が経過し、リックの娘もすっかり大きく。生存者たちは、既存の建物を利用するだけでなく、自分たちで文明を作り出しており、コミュニティー同士をつなぐ道標も作られるなど、平和な世界が構築されていることをうかがわせた。また、原作の展開を思わせる、リックとニーガンの会話シーンや、新キャラクターも登場。新たな世界で、リックがどんな運命を辿るのか、期待が高まる。

 「ウォーキング・デッド」シーズン9は10月7日にアメリカで放送。日本でも今秋FOXチャンネルにて放送予定。(編集部・入倉功一)

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