ディズニー、アフリカ人プリンセス映画を製作
米ディズニーが、アフリカ人プリンセス実写映画『シャーデー(原題) / Sade』を製作することが明らかになった。Deadlineなどが報じた。
主人公は、若きアフリカ人のプリンセス・シャーデー。悪の勢力によって王国が危機に瀕した時、シャーデーには魔法の戦士のパワーが備わっていることが明らかになり、王子の助けも得て、国のために立ち上がるさまを描くという。
ディズニーは、アニメーション映画『プリンセスと魔法のキス』(2009)で初のアフリカ系ディズニープリンセスを世に送り出していた。アフリカの王国を舞台にしたマーベル映画『ブラックパンサー』(2018)がアメリカでは社会現象化し、世界興行収入13億4,661万6,037ドル(約1,481億円)を稼ぎ出す大ヒットを記録したことも、今回の企画の後押しになったと考えてよさそうだ。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
ディズニーに企画を持ち込んだのは、オラ・ショクンビとリンジー・リード・パーマーという気鋭の脚本家コンビ。二人が脚本を執筆し、『DOPE/ドープ!!』のリック・ファムイーワ監督がプロデュースを務めることが決まっている。(編集部・市川遥)